若葉保育園

特別コラム
園長 保泉欣嗣

★その6
大戦後10年、昭和30年には日本の政治経済も漸く安定への黎明期を迎えます。時の首相が「もはや戦後ではない」と、宣言しました。日本経済が立ち直り、当時のいわゆる三種の神器といわれたTV,電気洗濯機、冷蔵庫が各家庭に普及し始めました。
 昭和46年には財団法人に改組するとともに現在の園舎が建てられました。設置主体が財団法人財団法人・若葉会、運営が若葉保育園として新生しました。園児数150人のまま定着し、今日に至っています。夏季には子どもたちに大好評のプールを赤い羽根共同募金のご配慮で屋上に設置したり、また園庭の古い遊具を買い替えて子どもちたの運動や遊びに備えました。遊具は昔も今も滑り台・ブランコ・シーソーがやはり三種の神器といえましょう。昔のシンプルなものから、時代の感覚変化で見た目も現代っ子に相応しく、色彩豊かにデザインの凝った遊具に人気が集中しています。
 いつの時代も子どもたちの気質は変わらずとも、園生活は格段に向上し様変わりしました。昔の保育の主流は歌と遊戯、紙芝居の繰り返し程度でも、一日の保育時間が短かったので結構楽しく過ごしていました。今日の保育園は年間行事計画を作成し、年齢別の保育指針に沿ったカリキュラムを策定し一日の保育時間も11時間超と園で過ごす時間も長くなりました。


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