若葉保育園

特別コラム
園長 保泉欣嗣

★その1
昭和11年(1936年)1月23日、若葉保育園が産声を上げて誕生しました。施設が設置されてから昭和22年頃までは託児所として私設運営されました。それから70年、平成18年(2006年)1月、七十周年を迎えます。
 託児所が設立された当時は、行田市の市制施行前の町名で北埼玉郡「忍町(おしまち)」といいました。
町中も、近郷の村の各家庭も、大抵は大家族で幼児や子どもの人数も多く、一軒の家に居住していました。そのような時代でしたので、就学前の幼児を預かる保育園はありませんでした。
時の町長さんが託児所の設置を強く希望されていたのを祖父が聞き付け、私設託児所の創設に努め実現したのが若葉保育園の前身です。
そのころの園舎は祖父の生まれ故郷(今の羽生市井泉)の農家から養蚕小屋を譲り受け、その建物を今の場所に移築したものでした。
い。
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